内川は悪くない



爆笑問題のB'z批判についての考察 

2012/02/28 16:42
このまえ、ラジオの録音を聴いていたら爆笑問題が日曜サンデーでB'zを批判していた。
まあ、爆笑問題カーボーイでもB'zの話題になった際、爆笑問題はたいして興味ないような雰囲気を出していたのだが、明確に言葉にしたのは新鮮だった。
ちなみに自分は両者とも好きである。そもそも好きじゃなければ注目しない。

それはTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」の2011年の正月企画でのことだ。
この日は「ベストヒットあの日」と題して、リスナーの思い出の日にどんなヒット曲があったかを紹介していた。
正月ということで、のんびりムードなのだろう。曲を延々とかけるという放送だったので、当時は聴くのを後回しにした。
一年経って「そういえば」と思い出して聴いたわけで。

ふたりとも、はっきり言って興味がないアーティストにはまったく興味がないタイプなので、
例えば、西川貴教さんの「the end of genesis T.M.R. evolution turbo type D」の曲が出たときなんかも、アシスタントの江藤愛アナウンサーが名前を読み上げると田中さんがたまらず吹き出すし、「聴いたことねえな」「すごく長い名前だけど西川君だろ?(笑)」といった調子。
他にも「小室ファミリー、TRFとかglobeとか、全然良いと思わなかったね、興味ない」とかそんな感じだった。

問題は2003年だ。
リスナーの思い出の週はちょうど、B'zが過去の8cmシングルを12cmシングルとして再リリースした週だった。この週のランキングは2位のSMAP「世界に一つだけの花」を除いて、すべてB'zだった。

まず、1位がB'zの新曲「IT'S SHOWTIME!!」。
ふたりとも「この頃、何が1位だったんだろう」といった感じで予想していたのだが、「IT'S SHOWTIME!!」が流れると「わかるわけねえわ」「知らないもん」といったリアクション。
次に2位がSMAP「世界に一つだけの花」。これには「お~、これは当てたかったね!」と一変。

そして、3位である。B'zの再リリースシングルの「BE THERE」。
実はこれ、太田さんが予想で見事に当てた。これはすごいと思った。正しくは「B'zだろ?」と言っただけで真の正解ではないのだが、
話を聞くと太田さんはかなりのランキング通で、この激動のB'zランキングをしっかりと覚えていたのだった。
「あれだろ?B'zが昔のCDをまた出したんだよな」と。

太田さんは「B'zか、売れてるけど、全然知らないんだよなぁ・・・」といった他のアーティスト相手にもみられる例の調子だったのだが、明確に批判したのは意外にもウーチャカ、田中さんの方だった。
「知らないし、こういう売り方は好きじゃねえんだよな。なんか商売丸出しって感じで、そんなに儲けたいのかね」
ズバッと斬り裂いた。

普段、太田さんのフォローにまわる田中さんだけに、こういった言葉には重みがある。
よっぽどたまっていたのか。
B'zが過去の8cmシングルを12cmシングルとして再リリースしたことを、2011年になって公共の電波で斬ってみせたのだ。

ちなみに、個人的にはB'zのシングルは全部持っていたので買わなかったのだが、多少は批判をくらうだろうなということを当時は思っていた。
だったら、ボーカルとか演奏をリテイクして出してほしいなと思っていたぐらいで。

多分、田中さんはこの週のランキングには、なみなみならぬ思いがあったのだろう。
すぐにピンときた。
この週は、田中さんが愛してやまない「なっち」こと安倍なつみさんの妹、安倍麻美さんのデビューシングル「理由」の発売週だったのだ。
つまり、一番の被害者が、愛するタレントの妹だったのだ。
なお、もしもこの週にB'zが再リリースしていなければ、「IT'S SHOWTIME!!」「世界に一つだけの花」に続いて「理由」が3位にランクインしていたのは確実だった。
それが、B'zの再リリースのおかげで13位になってしまったのだ。
華々しくデビューする算段をつぶされて、田中さんは立腹したに違いない。
それがあの発言を生んだのである。
8年経っても、消えない怒り。

でもすべてはタイミングが悪かったのだ。
それに、田中さんがもしも安倍麻美さんの問題を抜きにして、単にB'zの商法を批判していたとしたら、それもまた妙な話である。
田中さんが好きなサザンオールスターズも同じ商法で44枚のレコード・8cmシングルをリリースした過去があるからだ。
レコードは仕方ないとしても、サザンオールスターズが8cmシングルを再リリースしたのはB'zとまったく同じ商法。
「こういう売り方は好きじゃねえんだよな。なんか商売丸出しって感じで、そんなに儲けたいのかね」
これがピッタリと当てはまってしまう。
ダブルスタンダードになるのを知ってか、太田さんは否定こそしなかったが、何も言わなかった。
もしも、それを指摘されたら田中さんは何と返していたんだろうか。

なお、以前、サザンオールスターズの桑田さんがB'zを批判したという記事を読んだことがある。
それはB'zのベストアルバム「Pleasure」「Treasure」について、自分たちのシングル「イエローマン ~星の王子様~」の歌詞で
「下司のPleasure」「木偶のTreasure」と言ってのけたことがきっかけ。
正確には98年、ベストアルバムばかりがリリースされるミュージックシーンを批判したのだとか。
その代表選手がB'zの「Pleasure」「Treasure」だったので歌詞に使ったらしい。(推測なので、らしいも正確もないが)

個人的には麻雀の最中に友達が洗脳させるようにサザンを延々と流していたことがきっかけで、自分もサザン好きなので「あれ?これって・・・」と妙な感覚を覚えたのは事実。
ちなみに、ミュージックステーションでB'zと桑田さんの両者が普通に話しているのを見たし、社交辞令的な雰囲気もあったのかもしれないが、表現でそういうのもあっていいんじゃないかなと思う。
表現が制約されたなかでモノを作ってもつまらないから。
だから、ラジオも田中さんみたいにどんどん言いたいことを言っちゃえばいいのだ。
その先に批判があったとしても。
もしも倖田來未さんの羊水発言みたいに想像以上の批判が来て活動自粛になっても、それは自業自得なのだ。
その点でいえば、田中さんのは完全なるセーフゾーンの発言。

なお、傾向としては、爆笑問題のふたりは幅広い年代層にウケるような大衆向けヒットソングを好む傾向にある。
代表はミスチル、サザン、SMAPといった感じ。
しかも、かなり特化している。

B'zはヒイキ目に見ても、色んな年代層が好きというイメージはないもの。放送にもあったけど、ラルクやGLAY、TMRなんかもね。
まあここまで読み返してみると、B'zに集中してどうこう言っている感じになっているけど、他にもやいやい言っているし、好きなミスチルとかにも「この曲はそれほどでも」とか言っているし、総じて正直に番組を進行しているんだと思う。

そして、この話には続きがある。
一年が経ち、このまえの日曜サンデーでのことだ。
「A」から始まる曲のカラオケランキングで、B'zの「ALONE」がランクインした時のこと。
なんと、田中さんは一年前は全然知らないと言っていたのに、「アロ~ン、僕らは~それぞ~れの~花を~」と熱唱しはじめたのだ。
まあ単にヒット曲として知っていた可能性が高いが、その時は2011年正月の放送がウソのように、ふたりとも「あ~、B'zね!」「入るでしょうね」みたいなことを言っていた。
しかも歌いだすというおまけつき。
どういう心境の変化があったのだろうか。

また、爆笑問題が司会を務めるテレビ朝日「ストライクTV」でのことだ。
好きなライブパフォーマンスでスリムクラブの真栄田さんが紹介したのは、B'zの「LOVE PHANTOM」。
これに対して、爆笑問題のふたりは感嘆の声をあげ、わざとらしくもあったが興味ありげにしていた。
いやはや、どういう心境の変化があったのだろうか。

でも、その「ALONE」のあとで太田さんがチクリとこんなことを言っていたのがおもしろかった。
「あれ?田中さん、B'zは認めないって言ってましたよね?」
そう言われると田中さんはアタフタ。太田さんは続ける。
「いや、ウラ(放送にのってないところ)でなんか言ってませんでした?B'zは認めないって」
すると、田中さん。
「いやいや、そういうあれじゃないんだよ。なーんでそういうことを言うんだよー」
田中さんのリアクションを聞くと、言ったのは間違いなさそうだ。
何だろう、人が明らかにうろたえる様子ってこんなにおもしろいのか。

多分、太田さんもB'zを認めていないところがあって間接的に田中さんに言わしてるふしがあるんだけど。
偶然にも爆笑問題もB'zも1988年デビューの同期と言っていい関係だし、なんかこういうのっていいと思う。
はっきり言って、47歳の男性がある特定のものについて、嫌いを好きに変えたり、急激に翻すことはまず無いと思うので、嫌いなら嫌いでいいと思う。
やめてほしいのは、無理して興味あるフリをするとか、共演者にB'z好きがいるから同調するとか、そういうパフォーマンスだけ。
日曜サンデーではカラオケランキングのコーナーでB'zが紹介されることもたまにあるし、これらの発言を知って番組を聴くとおもしろい。

■追記(2012年6月15日)

アクセス解析みてたら、ほとんどが検索エンジンからだったが、
http://bzjapan.com/bbs/test/read.cgi/bro/1331284124/
からここんとこ週に3件ペースで来てくださってる。

「へえ~」と見たら、この記事を挙げてウソつき呼ばわりされてた。これには苦笑い。
しかも、PVを紹介してたのは真栄田さんじゃなくて小杉さんだと、ミスをあげつらってアンチ扱いされる始末。

B'zFAN.JPG

これがアンチ記事に見えますかね?
サザンの再発リリースを例に挙げながら、精一杯、B'zにとって肯定的に書いているのに。
B'zはわるくないよ、サザンもやってる商法の一つなんだよって言いたいのにね。
ラジオのMP3なんてYouTubeとかニコニコとか大体どっかにアップされてて、確認とれる時代に、どうしてバレバレのウソを書かなきゃいけない。
まあそれは疑う方々でやってくれたらいいんだ。
今回の件で思ったのは、掲示板とかって「訂正する側を信用する心理」って絶対あるね。ほら、「コイツの話、ウソだよ」って言ったら、正した側を信用する心理みたいなね。
そんで、この記事がウソの話として、読んだ人の記憶に残っていく。

週3件ペースのアクセスしてくださった方々は「ウソつきだな」「B'zアンチだな」って思いながら読んだんだろうな。
どっかのバカのせいで何の情報性もなくなり、本当に気分が悪い。
あと、カラオケのくだりの部分、全面的に認めてるくせに「ちょっと正しい」とか微妙な感じで書いているところに人間の卑しさが見えるね。
まあ通り魔みたいにウソつき呼ばわりされたわけだけど、こういう反応もおもしろいね。
真栄田さんが小杉さんって、どっちもB'zファンじゃん、許してよ。
少しのズレも許せないせこい人間だね。
コイツは・・・、攻撃されたからコイツ呼ばわりするけど、コイツは自分にとって愉快な内容しか聞く耳もたない、駄々っ子タイプだね。

■追記(2012年3月15日)

2011年2月、松本さんがラリー・カールトンさんとの共作でグラミー賞を受賞した際の反応について取ってつけたように載せておく。

田中:明るい話題ですね、グラミー賞ですよ。
太田:BOOMERの伊勢に似てるんだよな。
田中:まあちょっと似てますけどね。
太田:うまいもんね、ギターね。
田中:そりゃうまいでしょう。ラリー・カールトンさんってサザンの『私はピアノ』の歌詞で初めて知ったわけですけども、思ったよりおじいちゃんですね。
太田:Fのコードとか押さえられるのかな?
田中:当たり前だよ!Fどころじゃねえだろ!
太田:Fでたいてい挫折するんだよな。
田中:それ、中学生ぐらいのレベルの話でしょ。
太田:アルペジオできる?
田中:できるよ!そんなレベルじゃねえよ!
アナ:今、グラミー賞って109も部門あるらしいですよ。
太田:じゃあほとんどのミュージシャンが獲れるんだ!
田中:んなこたーない。

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